カルト反ワク勢力プロファイリング1 池田としえ

 池田としえは極めてロシア色の強い反ワクインフルエンサーであり子宮頸がんワクチン運動の時代から活動しているので、反ワク界の女王的な扱いになっている。しかしその言論はというと、池田としえの発信を分析する事でロシアンプロパガンダの基本が全て理解できると言っても過言では無いほどだ。ここまで徹底された親ロシアっぷりはとても偶然とは思えない。以下にその発言を分析していく。

1)ウクライナ支援反対を繰り返し主張している。

 ロシアの情報工作の定石として、反グローバリズム自国第一主義を口実にウクライナ支援反対の世論を煽るというものがある。池田としえもこの点は重視している。画像のツイートも理屈がおかしい。そもそもウクライナの惨状を招いているのはロシアによる侵略戦争である。


2)日米離間を煽る。

 ロシアの対日情報工作の最重要テーマが日米離間である。ロシアから見たら在日米軍ほど厄介な存在は無い。日本から在日米軍を撤退させ、アメリカから引き離してロシアの影響下に置きたいというのがロシアの究極的な希望だろう。池田としえもとにかく反米感情を煽りまくる。下記ツイートのように明らかなフェイク画像も投稿しまくっている。本気で薬害問題を解決しようとしているのかという疑問が湧く。

3)原爆関連の投稿が多い。

 原爆問題は日本人の反米感情を煽るのに最適なテーマである。それ故に池田としえの発信を見てると原爆関連の投稿がかなり多い。

4)日米合同委員会ネタを好む。

 日米合同委員会は日本の官僚と在日米軍将官在日米軍の運用について話し合う場である。その運用に問題があるのは事実だが、日米合同委員会が日本の政治の全てを決めているという陰謀論はデマであり、その出所としては日米離間を計りたいロシアや中国が濃厚だ。いずれにせよ親ロ派は日米離間を煽る事ができるこのテーマが大好きで山王ホテル前の日米合同委員会反対デモには反ワク界の親ロ派陰謀論者たちが結集した。池田としえもご多分にもれずに参加していた。

5)北方領土問題に対してロシアの言い分を拡散する。 

 「北方領土が返還されないのはそこに在日米軍基地が建設される可能性があるからだ」これはロシア側の言い分である。しかしそれ以前に戦争で犠牲を払って獲得し、ロシア人が実際に暮らしている北方領土をロシアが返還する可能性は極めて低い。このロシアの言い分は北方領土を返還しない原因をアメリカに責任転嫁するものであり、親ロシア派は「北方領土が返還されないのはアメリカのせい」という理屈で反米感情を煽る事が出来るので、このロジックを好んで使う。池田としえももちろん、その一人だ。

 さらに驚くべき事に池田としえは「千島列島の先住民は日本人では無い」というロシアが大喜びする主張まで拡散している。これはロシアによる北方領土の領有を正当化するロジックに他ならない。